Never give up

大学受験をした。去年の夏頃、この先どうしようかと考えていた時、大学という選択肢もあるなと思い受験しようと決めた。決めた時は、心の多くを将来への不安の気持ちが占めていた。だけど、結果は不合格だった。そして、僕は、この先、どうすればいいんだという不安と共に、最近まで家に引きこもっていた。家では、いろんな本を読んでいた。そんな中で、ある時、気がついた。

 

自分の人生をどうしたいかは、全て自分で決めることができる、ということに。

 

ある本の中で、人間の感情は、行動に即座に従ってくると書かれていて、衝撃を受けた。だから、人間のエネルギーも、人と会ったりする中で高められるのかなって思った。そんな時に、ジョーブログというyoutuberのフィリピンの海上民族に行くという動画を見て、強く惹かれるものがあった。インターネットでたくさん情報は得られたけど、実際に行ってみないとわからないと思い、明日の20日から行くことにした。まだ片道しか取ってなくて、片道だけだと、入国が厳しいらしいから、今日中にどうにかしなくちゃいけない。

 

成田からのチケットを取ったので、ヒッチハイクで東京まで来た。ヒッチハイクは1年ぶりだったから、とても緊張したが、何とか着くことができた。ヒッチハイクたるもの、タダで車に乗せて連れて行ってくれと言っているようなものだから、乗せる側からしたら、負担にしかならない。だから当たり前だけれど、ヒッチハイクしていると、睨まれたり、無視されたりする。今までは、そうされると、なんなんだこの人、と否定的に思っていた。しかし、今回は、その思考を変えてみた。SAの建物に、僕を睨みながら、しかめっ面の怖い顔をして入って行く人に、建物から出てきた時に、低姿勢で、笑顔で話しかけてみると、まるで前とは別人のように笑顔で応じてくれた。それも、何人もだ。自分が変われば、周りも変わるのか、と思った。

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昨日の早朝に、着いたはいいものの、特に用事はなかった。暇だったので、本屋で寝ていたら、子ども3人を持つシングルマザーの方から連絡があって、急遽子ども達3人と一緒に、上野動物園に行くことになった。閉園まで思いっきり楽しんで、閉園後も上野の公園で、ドイツ人の6歳の子も加わって、思いっきり遊んだ。言葉が通じなくても、心で通じあえて、良い時間だった。3人の子ども達とは、1年ぶりの再会だったが、最後の最後まで、まだ一緒に遊びたいなどと、別れを惜しんでくれて、最高に嬉しかった。

 

夜は、世間的にはポリアモリーと呼ばれる、4人家族で、奥さんに彼氏がいるというご家族の所に泊めさせて頂いた。僕を泊めさせて頂けるだけで、ありがたい。

 

生きている中で、なぜ自分は存在しているのか、そして、人の生きる意味は何なのか、生きるって何だと思う事がある。最近、赤ちゃんを見ると、特にそう思う。僕の身が死んだ時、僕がいた事で、この世界が、良い方向にちょっとでも進んでいれば、それは生きた意味になるのかなと、今ふと思った。強く、そして、楽しんで人生を生きていきたいと思う。何があっても、僕は自分の人生を生きる事を諦めない。せっかく親から頂いた命。また一から、自分の人生を生きていこうと思う。

 

東京に来る前の日、弟とお爺ちゃんと、ヤフオクドームである野球の試合を見に行った。そしたらなんと、その日は、数年前放浪していた時にかなりお世話になっていた坂爪圭吾さんが、ドーム前でライブをやる日だったのだ。僕は連絡もせず、会いに行った。久しぶりだったから、とてもドキドキしていたが、勇気を出していった。ら、びっくりしてて喜んでくれていた。なぜかメチャメチャ照れたけど、とても感慨深かった。人生を、諦めないで、生きている圭吾さんの姿に感動した。数十分しか会えなかったけど(野球の試合が始まるから笑)、その時間は濃く、記憶に深く残る瞬間だった。

 

実家では、ハムスターを1匹飼っている。名前はシャム。10歳下の弟がつけた。家にいた時は、シャムと常に一緒にいた。シャムをずっと見ていると切なくなる。君の価値はなんだと思う。僕は、可愛がる事だと思った。シャムの一生が終わるまで、思いっきり可愛がってあげたいと思う。

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今、小学生の時に住んでいた千葉県の柏市にいる。昔よく遊んでいて、久しぶりに行こうと思って来た公園が、無くなっていて、住宅が建設されていた。とてもびっくりして、なんだか悲しくなった。けれど、僕の心にはずっと在り続けるだろう。

 

時の流れを感じる。

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今日1年ぶりに会った友達と。

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