鉄砲玉@韓国

 

2017年 9月19日 の僕の思い (LINE BLOGより)

 

鉄砲玉をやってます!と言っていたら、なんと韓国から依頼があり、韓国に行った。
2週間、寝る所と食べる所はどうしていたかというと、依頼された方が、ホームステイ先を用意してくれていた。韓国のフリースクールに通う子どもの家だ。本当は、1家族だけにホームステイする予定だったのだが、奇跡的にも、子ども達の間で僕の話が広まり、泊まってほしい!と言う声が増え、帰る日まであちこちの家に泊まっていた。どこの家族の方も本当に優しい方たちで、言葉は通じなかったけど、(うまく言えないが)心は通じた。


鉄砲玉依頼では、ニワトリが遊べるスペースを作ったり、苗や種を植えたり、草刈りをしたり、いろいろやったが、1人で韓国を旅したりもした。

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旅の途中でふと思ったこと。それは、みんな宇宙の中の地球という惑星に住んでいて、みんな、好みの味、性格、好みの人などは違う。皆が皆、違う事と同じように、人それぞれ違ったいろんな生き方があってもいいんじゃないかなぁと思った。


僕がニートだった時、毎日何も起こらなくて、時間だけがどんどん過ぎていくような生活だった。だから、どこか(通信制高校とか)に所属しないといけないのかなと、ずっと思っていて、自分で将来の選択肢を狭めていた。そして7月末、坂爪圭吾さんのいばや食堂に行った時、鉄砲玉の話を聞いて、こんな生き方があるんだ!と、とても衝撃を受け、面白そう!と思った。そして、家も無い生活となると、寝て食べないと生きていけないので、この生活は毎日何かしら起こるな、と思い、一瞬で鉄砲玉をやることを決めた。

 


韓国から帰ってきて、すぐにヒッチハイクで東京に来て、今は渋谷のスタバにいる。
ヒッチハイクは5月から何回かやっていて、合計100台以上の車に乗せて頂いている。ヒッチハイクをはじめたばかりは、人に気を使いまくりで、会話が止まってはいけないと思い、どうでもいい会話を、超絶的愛想笑いと共に、降りるまでしていた。だが、いつもそのヒッチハイクが終わると3日くらい動けないくらいに疲れていた。そこで思った。


いかに人と会うときに、楽に自分を保てるか。


今日、京都から東京まで乗せて下さった方なのだが、僕の中で、1台の車で1番長い距離を進んだ車だった。その中で、僕は喋りたいときにしか喋らない、自分の思いに嘘をつかない、ということを少し意識してみた。そしたら、誰も喋らない、沈黙している時間が全く気まずくなく、本音でとても深い会話までできて、自分の心が重くならなかった。とても不思議な時間の流れだった。


ふと、みんなおんなじ命だなと思った。生きているだけで、充分なんだなぁと感じた。自分の気持ちに正直に生きていきたいと思う。

 

#ヒッチハイク    #鉄砲玉